就職試験

無事に面接を受け就職先を決めるために必要なものは何でしょう。聞かれたことにスムーズに回答ができれば面接は大体うまくいき、採用に一歩近づくとという考え方を持っている方もいるようです。しかし、それは就職の面接試験では大きな間違いです。

採用企業側は面接試験を受けに来た人の人間性をしっかりと見抜こうと考えています。学歴重視の傾向がある企業だとしても、いい大学を出ていればそれで就職可能ということはほぼありません。面接を受ける時には、皆がそれぞれの努力をして会場に向かいます。しかし、それは、あくまで面接試験でのやりとりだけに集中したものではありませんか。面接会場で大きな失敗をしないようにするには、模擬面接やシミュレーションを通して面接の心構えを組み立てておくことです。

面接官とのやり取りだけが面接の全てではなく、会場に着いてから去るまでが全て面接と考えましょう。親と一緒に来たという方はいませんか。余裕を持って着き、清潔感のあるＴＰＯをわきまえた服装はしているでしょうか。面接の場所に着くまでにどうにか体裁が整っていればいいということはありません。

会場外でも採用側企業と会う可能性もありますし、意図して目を配っているところもあります。就職試験である面接を控えている状況で、悪印象となる行動はやめましょう。企業側は上辺ではない、本質的な人間性を見抜こうとします。面接で失敗しないためには、試験会場に着く前から試験中の気持ちを持ち続けることです。